【雛(ひな)祭り】

3月3日は雛祭り、桃の節句とも言い、女の子の健やかな成長を祈る行事です。

諸説ありますが、この行事は古来 1・3・5・7・9の奇数が重なる日に、お供えやお祓いをする風習から始まり、8世紀後半の平安時代頃からは、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(たなばた)などが年中行事になりました。

雛人形(ひな人形)は、かつての公家(くげ・貴族)の子供の人形遊びから始まり、武家(ぶけ・武士)に伝わり、現代では一般的になりました。

桃の木は、病魔や厄災をよせつけない縁起の良い植物とされていましたので、
桃の花が咲く、春の行事として「桃の節句」とも呼ばれるようになりました。

春の訪れが待ち遠しいですね。