【パラリンピックの歴史】

パラリンピックは、ドイツからイギリスに亡命したユダヤ人医師グッドマン博士の提唱により、1948年ロンドンでの第14回オリンピック開催に合わせて、ロンドン郊外の病院内で開かれたアーチェリー競技会が起源のようです。第2次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われたこの大会は回を重ね、1952年に国際大会になりました。
その後、1960年のローマでのオリンピックに合わせて開かれた障害のある人のためのスポーツ大会が、1回目のパラリンピックとされています。
この時の種目はバスケットボール、陸上競技、アーチェリー、フェンシング、水泳、卓球、スヌーカー(ビリヤードの様なスポーツ)、ダーチェリー(アーチェリーに似たスポーツ)の8競技が執り行われましたが、今回の東京での第16回パ ラリンピックでは22競技にまで増えました。
このように、当初はリハビリテーションのためのスポーツだったパラリンピックですが、現在はアスリートによる競技スポーツへと発展しています。
今日8月24日からいよいよ第16回パラリンピックが開催されますね。
川崎市国際交流センターで今月予定されていたパラリンピック競技の一つ「ボッ チャ」大会は、コロナ禍の緊急事態宣言発令に伴い残念ながら開催取り止めになりましたが、ボッチャを含む22のパラリンピック競技をご自宅で存分にお楽しみ ください!